海老蔵会見を振り返る 判明した麻央の病状、残された疑問

海老蔵 小林麻央の乳がんを初めて語る

海老蔵さんが小林麻央さんの乳がんについて会見を開いたのは2016年の6月9日。抑制されたトーンで報道陣の質問に答えた海老蔵さん。2016年10月現在、会見時には公表されていなかった新たな事実も明らかとなっています。その上で、改めて6月の会見を振り返ると、海老蔵さんが真摯に事実を語っていたことが分かります。ここでは6月の会見を、新たな事実によって補足するかたちで読み直してみましょう。

海老蔵 事実を真摯に語る

-きっかけは?
「人間ドックを夫婦で行っておりまして、何回か調べた上で、乳がんと分かりました」

補足:海老蔵さんと小林麻央さんが人間ドックを受診したのは2016年2月のこと。このとき「五分五分」の割合で乳がんと疑われましたが、続く再検査では授乳期によく見られるしこり(乳瘤)と判断されて「乳がんが疑われるものではない」という結果に。それから半年以上が経過した10月、小林麻央さんが「パチンコ玉」のようなしこりを自分で発見して検査すると乳がんであることが判明。しかも、脇にも腫瘍(リンパ節転移)があることが分かりました。海老蔵さんの言う、「何回か調べた上で、乳がんと分かりました」にはこうした経緯が含まれていたわけです。海老蔵さんはかなり抑制的に事実を述べていることが分かります。

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-乳がんのステージは?

「聞いていますけど、そこら辺もどうするのかってことで、深刻だという話でご理解いただきたい。簡単に治らないので、こういうことになっているのだということで」

補足:現在、小林麻央さんのステージは4であることが分かっています。小林麻央さんが9月20日のブログで「肺と骨に転移」があることを明かしたことでステージ4と判明。さらに、10月3日のブログにははっきりと「ステージ4」という言葉が出てきます。「簡単に治らないので、こういうことになっている」という海老蔵さんのコメントは事態の深刻さを伝えていますが、会見の時点では、「簡単ではないが治る可能性がある」とも受け取れたのではないでしょうか。ステージ4は通常根治を望める段階ではありませんが、後に小林麻央さんと海老蔵さんは奇跡を信じて根治を目指すと宣言しています。会見の時点で、2人がステージ4なのに根治を目指していると予測できた人は少なかったでしょう。当ブログも治癒を目指している以上は少なくともステージ4には至っていないと推論しました。しかし、それは間違っていました。

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入院期間と抗がん剤治療についての疑問は残ったまま

-入院してから通院ということだが、入院した際にはしこりを取る手術は?
「そこに至らないので、抗がん剤ということでご理解いただきたい」

補足:海老蔵さんはまだ手術ができていないこと。手術に至るために抗がん剤治療を進めていることを語っています。手術に関してはQOL(生活の質)を高めるための局所コントロールというかたちではありますが、2016年9月に実施され、成功しています。ただ、手術が最初からできなかったのか、途中からできなくなったのかについてははっきりと語られていません。海老蔵さんはブログで2016年春の段階ではとても手術ができる状態ではなかったといっているので、少なくともそのときには手術ができない状態でした。しかし、それ以前には、手術ができた期間もあったとも受け取れるのです。この点は現在でも謎のままです。

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-入院されたのはいつ頃のことで?
「入院はずっとしていまして、つい最近、通院という形が取れまして。ただ、不安定ですので抗がん剤の治療を継続しています」

補足:海老蔵さんのいう「ずっと」というのが、癌告知直後からずっとなのかどうかは不明です。かなり長期間であることは間違いないと思われますが、病状が悪化してから入院したケースも考えられるでしょう。

こうして見ると、6月の会見時に比べて小林麻央さんの現在の病状はかなりはっきりしてきています。一方で、がん告知直後から病状が深刻になるまでの間、何が行われていたのか、または何が行われていなかったのか、についてはほとんど語られていないことに気がつきます。

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