大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た構造のため、更年期に生じるさまざまな症状を軽減する働きが期待されています。

ここでは大豆イソフラボンの働き、調理の仕方サプリの活用法などについて見ていきます。

 

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更年期症状に大豆イソフラボンがすすめられる理由

下記は更年期との関連が指摘されている症状の一部です。

  • 冷え性
  • 動悸
  • 疲労
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 立ちくらみ
  • めまい
  • 息切れ
  • 不眠
  • 食欲不振
  • 耳鳴り

更年期障害だけでもこんなに沢山の症状があるんですね。症状の出方は個人差が大きく、全く出ないものもあれば、症状が強く出てつらい思いをするものもあります。

この中に、気になっている症状は含まれていましたか? もし含まれているようなら、試しに大豆イソフラボンを取り入れてみる価値はあります。

更年期だけじゃない? 大豆イソフラボンのうれしい効果

加えて、更年期の女性を悩ませる高血圧やコレステロール値の悪化にもエストロゲンの減少が関連しているので、大豆イソフラボンを摂取することで効果を発揮することが確認されています。近年では骨粗しょう症を予防する働きにも注目が集まっています。

さらに、更年期の症状だけではなく、他にも嬉しい効果があります。大豆イソフラボンには、肌の潤いを守る効果が認められています。だからこそ、スーパーやドラッグストアなどで、大豆イソフラボンの効果を謳った化粧品が販売されているのです。

加えて、脂肪が増えることを抑える効果も期待され、女性にやってくる健康面・身体面での悩み解決に、強力な助っ人になってくれるでしょう。

大豆イソフラボンの上手な取り入れ方

大豆イソフラボンが多く含まれる食品については、名前に「大豆」と付いているくらいですから、もちろん大豆です。

大豆の種類や製造方法の違いによって含まれる量は変わりますが、大豆を原料とする加工食品にはだいたい含まれています。大豆は別名「畑の肉」とも呼ばれ、古来より日本人の食文化に馴染みのある食材です。抵抗なく毎日の食生活に取り入れることができそうですね。

摂取量の目安としては、内閣府の機関である食品安全委員会より、1日の摂取目安量は70~75mgと設定されています。では、この量を摂取するために、具体的にどの食材をどの程度食べられれば良いのでしょうか。

大豆製品の調理例と摂取量

大豆加工食品として代表的なものはいくつかありますが、1回で食べる量には、どの程度の大豆イソフラボンが含まれているのか確認しておきましょう。

《納豆》
1パックで約36mg(小さなカップだと約24mg)含まれています。料理をしなくても、タレを加えて簡単に食べられるので、料理が苦手な方や、忙しくて支度をする時間の無い方にも取り入れやすいと思います。付属のタレだけでなく、刻んだネギや卵、キムチなど、冷蔵庫に常備してある食材と一緒に混ぜて食べると、飽きずに食べ続けることができそうですね。

《味噌》
大豆イソフラボンを含む味噌汁
味噌汁1杯分で換算すると約6mg含まれています。こちらも毎日、人によっては毎食食卓にあるという方もいらっしゃるかもしれません。納豆と同じく、具材を変えることで飽きずに食べられます。旬の野菜、肉や魚をたっぷり加えると、大豆イソフラボンだけではない、栄養満点の一品が完成です。

《豆腐》
大豆イソフラボンを含む豆腐
木綿豆腐だと1丁で約84mg、絹ごし豆腐1丁だと約76mg含まれています。大きな差はありませんので、煮物には崩れにくい木綿豆腐、そのまま食べられる冷奴には口当たりの良い絹ごし豆腐、など、好みとその日の気分に合わせて選んでみてください。ちなみに、冷奴で使う方が多いと思われる醤油も大豆加工食品ですが、大豆イソフラボンは1かけ約0.08mg含まれています。

《豆乳》
1パック200gで約41mg含まれています。そのまま飲むことはもちろん、ソース作りに活用されたり、お菓子の材料として使われたりすることもあります。豆乳が苦手という方は、最近では抹茶味やココア味などのフレーバー付きのものも発売されていますので、気になる方はぜひお試しください。

《油揚げ》
1枚で約12mg含まれています。味噌汁に入れて、そのまま焼いて、煮物に加えて、中身に具材を詰めて……用途は幅広くあります。

《がんもどき》
1個に約34mg含まれています。好みの野菜を入れて手作りするとこれだけでも美味しいですが、それ以外にもおでんや煮物に大活躍の一品です。

《きなこ》
大さじ1杯で約9.5mg含まれています。お餅やトーストにかけたり、牛乳やお菓子に加えても美味しいですよ。