健康に悪影響を与える「騒音」のレベルはどれくらい?

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不快な騒音……。このままじゃ病気になる!と思うこともあります。実際、健康に悪影響を与える騒音とはどのレベルからなのでしょうか。

騒音を示す単位「デジベル」

聞きなれない言葉ですが、音の大きさ(騒音)は「デジベル」という単位で表されます。次の例によって、おおよその音のレベルをイメージできるでしょう。

・書店の店内    約50デシベル
・ファミレスの店内 約60デシベル
・航空機の機内   80デシベル弱
・パチンコ店の店内 90デシベル弱
・チェーンソー   約110デシベルです。

心疾患リスクを高める夜間騒音

夜間の騒音が健康に与える影響に関して、欧州WHO夜間騒音ガイドライン(2009)が示す基準を見てみましょう。

・30デシベル以下:
夜間騒音の影響がほとんど生じない。

・30~40デシベル:
睡眠に対して影響が出始める。40デシベルは悪影響が生じ始める下限といえる。

・40~55デシベル:
健康への悪影響が生じる。感受性の高い人は深刻な影響を受ける。

・55デシベル以上:
高頻度で健康への悪影響が生じる。多くの住民が不快感や睡眠障害を訴え、心疾患リスクが増加する。

夜間は比較的小さな騒音でも健康リスクにつながります。ファミレスの店内は約60デシベルですが、夜間に同等の騒音を被ると睡眠妨害や心疾患リスクが増加する危険があります。

音が聞こえにくくなる「騒音性難聴」

大きな騒音に一定時間曝されると、音が聞こえにくくなる「騒音性難聴」が生じます。音が大きくなるほど、より短い時間で騒音性難聴が引き起こされます。障害が発生するまでの時間は、3デジベルごとに半減していきます。下記は米CDC(疾病対策予防センター)が示す基準です。

・85デシベル:8時間 、88デシベル:4時間、91デシベル:2時間、~中略~109デシベル:2分

例えば、88デシベルのパチンコ店で過ごした場合、約4時間で騒音性難聴のリスクが生じることになります。109デシベルのチェーンソーであれば、2分でリスクが生じます。大きな音の場合、たとえ短い時間であっても危険です。一方、すぐに影響がでないレベルの騒音でも数時間後に影響が出ることもあります。耐えられる範囲のように思える騒音であっても、長時間曝されると危険性が増すので注意しましょう。

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