錦織圭が臀部のケガ、その一方で……
錦織圭選手が臀部を負傷したのは男子テニス・楽天ジャパンオープン第3日、シングルス2回戦でのこと。このニュースがきっかけで10月5日、「臀部」(でんぶ)という言葉が検索ワード上位にランクイン。
「痛みが引かなかったので、やめることにした」という錦織選手。臀部はテニスで怪我をしやすい部位のひとつ。ひどい筋肉痛といってもいい「筋膜炎」(きんまくえん)が疑われます。筋膜炎は肉離れにもつながるので棄権はやむなしといったところでしょうか。
錦織選手が「臀部」で涙を飲んだ一方で、「臀部」によって栄光を掴んだ人がいました。それは……。
ボディビル王者 鈴木雅氏が7連覇の偉業を達成!
同じころ「臀部」の検索でヒットしたのがツイッターの投稿でした。
「日本ボディビル選手権、優勝は鈴木雅選手でした。 臀部とハムストリングのストリエーションが凄い!!」
鈴木雅選手という方はボディビルの現役王者です。数あるボディビル選手権の中でも日本で最も権威があると考えられているのが「ミスター日本」と呼ばれる大会。その大会が10月2日に大阪で開催され、鈴木雅選手が7連覇を果たしました。
上の投稿から察するに、「臀部」がものすごかったのでしょうね!
しかも、臀部の「ストリエーション」なるものがハンパなかったらしいです、ハイ。
調べたところ、ストリエーションというのは体脂肪を極限までしぼったときに浮き出る筋肉の筋(すじ)のこと。お腹だとか、臀部だとかはもともと皮下脂肪がつきやすい部位だけに、ここにクッキリとストリエーションが出るというのはコンディションの良さの現れであり、まさしく王者の証だったのかもしれませんね。
臀部の敗北の裏に、臀部の勝利あり……。
この日、臀部をめぐる予期せぬシンクロニシティが生まれていました。