小林麻央 退院して自宅で減塩
小林麻央さんは10月6日の段階でどうやら退院しているようです。この日のブログには自宅で撮影したと思われれる料理がアップされていました。野菜中心ですばらしく健康的。がんを治すという意気込みが伝わってきます。ただし、気になるコメントも。
徹底して塩分を控えるのは大変ですが、
家では、なるべく!
がん患者は本当に減塩した方が良いのでしょうか?
減塩が有効ながんは胃がんのみ
塩分の制限が明らかに有効ながんは胃がんのみだそうです。それ以外のがんに対しては塩分を制限することでデメリットがメリットを上回る可能性があります。
健康な人にとって減塩が勧められる理由は、主に血圧対策。塩分の多い食事を摂っていると血圧が上がり、長い年月をかけて動脈硬化が進みます。その結果、心筋梗塞や脳梗塞といった病気のリスクが高くなると考えられています。
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しかし、がん患者の場合、遠い将来の動脈硬化よりも今この瞬間の体力が重要になります。抗がん剤治療中はむしろ血圧が下がりやすいとも言われており、がん患者が減塩するメリットはあまりありません。さらに、健康な人にとって節制の意味を持つ減量も、がん患者にとっては生命力の低下につながりかねません。実際、がんで亡くなる人の多くは痩せているのが現状です。
抗がん剤治療にともなう味覚障害などで、ただでさえ食欲が低下しやすい中で無理な減塩をすると、食欲がさらに低下して低体重に陥る心配も出てきます。そうしたデメリットにもかかわらず、「徹底して」減量しなければいけない理由は何でしょうか。
胸水や腹水には減塩が有効
先ほど、減塩が有効なのは胃がんだけだといいましたが、闘病中のQOL(生活の質)という観点でなら、減量が勧められるケースも考えられます。
それは胸水、腹水への対策。
塩分には細胞中に水分を引き込むという性質があります。塩分を多く摂る人は体の水分量が増加します。塩分で血圧が上昇するのも、体の水分量が増加するのが原因。
進行したがんの症状として、胸に水が溜まる「胸水」やお腹に水が溜まる「腹水」が知られていますね。そうした症状がある場合は、塩分を控えることで体に取り込まれる水分を減らし症状の緩和を図ることがあります。
小林麻央さんが「徹底して塩分を控える」ことをよしとしている理由には、
1)健康な人にとってのヘルシーメニューを無自覚に取り入れている。
2)胸水や腹水を抑える必要がある。
が考えられるのではないでしょうか。
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乳がんになりやすい家系がある?
身内に乳がんの人がいると、乳がんにかかりやすいと聞いたことがあります。
調べてみたところ、遺伝的に乳がんになりやすい体質を受け継いでいたり、乳がんになりやすい食事や生活習慣を持っていたりすることがあるそうです。
「マイコード」は遺伝子を調べることで、自分の持っている体質を知ることができます。専用キットに唾液を入れて郵送するだけなので簡単です。
もし、自分が属する遺伝子型が乳がんを発症しやすいものだったとしたら、発症リスクを高めるものをできるだけ避け、反対に発症リスクを下げるものを積極的に取り入れるなどの対策ができますね。
マイコードの標準的なサービスは、がんや生活習慣病などの主要な病気をはじめ、体質を含めた280項目の検査が行えるセット「ヘルスケア」で、こちらは2万9,800円となっています。
身内にがんを発症された方がいる場合、多種多様な疾患のリスクを知ることよりも、まずは「がんのリスク」を知ることを重視されると思います。

そうした場合には、乳がんをはじめ、がんに関する38項目の検査に絞った「がんパック」の方がよいでしょう。こちらは、がん以外を検査することはできませんが、その代わり、お値段がぐんと安くなって1万4,800円となっています。
「ヘルスケア」の約半額相当ですから、がんのリスクだけ分かればいいという人にとっては、とても便利なセットとなっています。
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