小林悠TBS元アナ「適応障害」告白…うつ病との違いは?

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3月4日にTBSを退社し、メディアから距離を取った小林悠元アナが週刊文春の取材で「適応障害」を告白しました。「適応障害」は心の病気のひとつです。良く知られた心の病気には「うつ病」がありますが、適応障害はうつ病とどのように異なるのでしょうか。

適応障害は耐えがたい経験が行動や気分に現れる病気

適応障害の原因は本人にとって耐えがたい出来事です。脳の異常だとか過去のトラウマだとかではなく、今まさに置かれている状況に左右されるのが大きな特徴です。セレブ男性との密会が報道されたり、体調を崩していたりと、追い込まれた状況にあった小林悠元アナは適応障害の条件を満たしていました。

適応障害の症状は、誰にでも少なからず経験のあるものがほとんどです。
・感情的に不安定で涙もろくなる
・無断欠勤をする
・車の運転が乱暴になる
・衝動的に物を破壊する
などが挙げられます。

ストレスの原因が無くなれば症状は半年以内に消える

適応障害の症状を引き起こしているのは、その原因となる生活上の大きな変化や重大事件に伴う大きなストレス。ストレスの発生から1カ月以内に症状が現れ、ストレスの消滅から半年以内に症状は治まります。つまり、ストレスが身近にあるかどうかが大きく影響する病気なのです。

反対にストレスが消えてから半年以上経っても治らなければ、別の精神疾患が疑われます。いうなれば、適応障害は統合失調症、うつ病、気分障害、不安障害よりも軽度であり、これらのより重い精神疾患に該当しないということが診断上重要になります。他の精神疾患の診断基準を満たす場合はその診断が優先されます。

ストレスの原因を除去する「環境調整」

適応障害は今直面しているストレスの影響を受けています。そのため、そのストレスの原因を除外したり、そこから距離をとることで改善を期待できます。これを「環境調整」といいます。例えば、うつ病では薬を使った治療が行われますが、うつ病よりも軽度な適応障害では薬が必須というわけではありません。

ただし安心もしていられません。適応障害と診断され、5年後にうつ病と診断される人が40%以上もいるそうです。適応障害を軽視してはならない理由は、それがより重い疾患であるうつ病などの前段階と成り得るものだからです。

環境調整でストレスの原因がなくなれば治る段階が適応障害、ストレスの原因が無くなっても憂うつ気分や不眠が継続する段階がうつ病です。「TBSを退社する」「雑誌のインタビューを通じて誤解を解く」といった小林悠元アナの行動には環境調整としての効果があるのではないでしょうか。このようにして原因から離れたり、原因の除去に努めたりする内に気分が晴れやかになれば、医師の診断の通り適応障害の段階にとどまる心の病気であり、自らの行動によって治療したともいえるでしょう。反対に、症状が長引くようなら心配ですね。

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