尿が近い…前立腺肥大症は手術で治せる

前立腺肥大症は中高年男性に多い病気です。
次の項目に当てはまる人は注意が必要です。

・尿をした後にまだ尿が残っている感じがする。
・トイレに頻繁にいく。
・尿の勢いが弱い、途切れがちになる。
・夜間にトイレに起きることが多い。

前立腺肥大症による排尿障害

前立腺は精液を作る働きのある栗の実ほどの器官です。加齢とともに肥大する傾向があり、70歳以上になるとほとんどの人は少なからず肥大しているといいます。前立腺は膀胱や尿道といった排尿に関わる器官の近くにあるので、肥大すると尿の経路を圧迫し、排尿障害を引き起こします。

排尿障害が生じると、膀胱の中に常に尿が残っている状態になり、細菌感染が起きやすくなります。前立腺肥大の初期には薬物療法で改善することもありますが、細菌感染や腎機能障害といった合併症の危険が高いときは手術を行います。また、日常生活における排尿障害に不便を感じており、QOL(生活の質)を上げるために早めに手術を選択する人もいます。

負担の小さな手術が可能に

前立腺肥大の手術は、大きくなった前立腺の内側を削って膀胱や尿道の圧迫を取り除くというものです。以前は、お腹を大きく切開して手術を行っていましたが、現在では内視鏡と電気メスによる負担の小さな経尿道的前立腺切除術(TUR-P)という方法が主に行われています。

ほとんど出血がなく、日帰り手術も可能なレーザー治療については2種類の方法があります。HoLEPは、レーザーで前立腺をくり抜いて体外に取り出すことができます。組織を採取できるので、前立腺がんの疑いがあるときは病理検査を行うことも可能です。PVPはレーザーで前立腺の一部を蒸散させるため、組織を体外に取り出す必要がありません。治療がよりシンプルになりますが、病理検査を行うことはできません。

前立腺肥大にはさまざまな治療法があります。特にレーザー治療は行っている医療機関が限られるため、希望する治療がある場合はよく調べてから医療機関を受診しましょう。

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