中田クルミ「卵巣嚢腫」 がんの心配は? 赤ちゃんは産める?

俳優の浅野忠信さんと交際中のモデル・中田クルミさんが「卵巣嚢腫(のうしゅ)」であることをブログで明かしました。卵巣は通常2センチ程度の大きさにとどまりますが、中田さんは13センチまで大きくなっていたそうです。「卵巣嚢腫」とはどのような病気なのでしょうか。

卵巣嚢腫は良性腫瘍

卵巣嚢腫は卵巣にできる腫瘍のひとつです。卵巣腫瘍には悪性の卵巣がんと、良性の卵巣嚢腫、そして、悪性と良性の中間にあたる境界悪性腫瘍とがあります。この中で卵巣嚢腫はもっともたちの良い腫瘍で、がんの心配はありません。

卵巣嚢腫は卵巣に余計な液体がたまって大きくなる病気。たまる液体の違いによって次の4つに区別されます。

・漿液性のう腫
・チョコレートのう腫
・粘液性のう腫
・皮様性のう腫

なお、この中で最も頻度が高いのが漿液性のう腫。チョコレートのう腫は子宮内膜症が卵巣内に生じ、月経時の血液がたまるものです。なお、中田さんは子宮内膜症も併発していたそうです。

卵巣嚢腫の症状

中田さんの証言によると、レントゲンで「iPhoneぐらいのサイズの水風船爆弾がお腹の中に入ってる状況」が確認できたといいます。腹部の出っ張りが気になったものの、特に痛みはなかったようです。

卵巣嚢腫は無症状なのが特徴です。しかし、5~6センチ以上大きくなると、卵巣を支えている靭帯ごと捻じれる「捻転」が起き、立っていられないほどの激痛で救急搬送されるケースもあるそうです。中田さんの場合は13センチですから、捻転が起きてもおかしくはない大きさ。激痛が生じる前に発見できたのは不幸中の幸いといえるでしょう。

卵巣嚢腫の治療は、
1 腫れの原因になっている「のう腫」だけを取り除く
2 片側の卵巣を切除する
3 片側の卵巣と卵管を切除する
という選択肢があります。

中田さんはこの中でもっとも軽度な1の手術を受けるそうです。本人もブログで述べているように、赤ちゃんは産めるそうです。卵巣も卵管も温存され、体への影響も小さな治療になるのでしょう。ひと安心ですね。

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