小林麻央 見落としの原因?乳瘤と誤診で生検怠る!?

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小林麻央 誤診を連想させるブログ公開

誤診だったのでしょうか。小林麻央さんは9月11日付けのブログで、治療開始が遅れた決定的な出来事を回想しています。

小林麻央さんの乳がんがここまで悪化してしまった理由は何なのか。これは小林麻央さんの乳がんを報道で知った人たちにとっての最大の謎。その答えは、人間ドックから再検査の流れで生じた誤診だったのかもしれません。

海老蔵さんとともに人間ドックを受診し、「問題なのは、奥様の方です」という予想外の検査結果に、半信半疑ながら再検査を受けた小林麻央さん。そして、再審査の結果はというと、「乳がんではない」「生検の必要はない」というものでした。

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小林麻央 誤診? 授乳中のしこりとの診断

小林麻央さんの再検査の結果は、乳がんの疑いはないというもの。

授乳中のものだから大丈夫というのが医師の見解でした。

結果から見ると、どうしてこのとき乳がんとはっきり診断してくれなかったのかと思ってしまいますが、疑いの低いものまで徹底的に検査をしていたら、患者の負担は非常に大きなものになります。疑わしくないものに疑わしくないというのは医師の大事な仕事であることは確か。

不幸なことに、授乳中には乳がんと誤解されやすい「しこり」ができやすく、なかには激痛を伴うものもあります。多くはミルクが一か所に滞って乳腺の一部が固くなるのが原因。これを「乳瘤」(にゅうりゅう)といいます。

乳瘤は、授乳中の女性が乳がんではないかと心配する症状としてはよくあるものです。そして、その大多数は乳がんではありません。そもそも、20代女性の乳がん全体に占める割合は非常に少なく、1%にも満たないのだとか。若年化しているとはいえ、乳がんが多くなるのは30代後半からです。

ベテランの医師からすれば、年齢的な統計からいっても若い女性の乳がんは稀であり、また、授乳中によくある症状である乳瘤と似ていたこともあって、乳がんの可能性は低いという結論に傾きがちだったかもしれません。そして、触診、超音波検査、マンモグラフィと検査を重ねた結果、どこかで乳がんではないという確証を得ていたのかもしれません。

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※小林麻央さんが自分でしこりに気づいたのは再検査から半年以上が経過した2014年10月。パチンコ玉のような感触に愕然とします。
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誤診だった?  生検(病理診断)やMRIを受けずに終わった再検査

小林麻央さんはが受けた乳がんの検査をまとめると次のようになります。

<人間ドックで受けた検査>…超音波検査、(おそらく)視診・触診

<再検査で受けた検査>…超音波検査、マンモグラフィ、視診・触診

<受けなかった検査>…生検、MRI、PET-CT

これだけの検査を受けても見落としが起きるのかと思うととても不安な気持ちになりますよね。

基本的に検査というのは、負担の少ない検査で疑わしいか疑わしくないかを調べるスクリーニングを行い、疑わしいもののみにより詳しい検査を行うという流れになります。

人間ドックで「疑わしい」という結果が出た場合、人間ドックよりも詳しい検査を受けることになります。人間ドックで超音波検査と視診・触診を受けているのであれば、より上の水準の検査はMRIや生検(病理診断)ということになるでしょう。

ただ、小林麻央さんの場合は検査の回数は増えていますが、同水準の検査を複数回受けているように見えます。マンモグラフィを追加してはいますが、乳腺密度の高い女性の乳がん発見にマンモグラフィは適していないともいわれています。実質的には人間ドックでも再検査でも似たよな水準の検査をし、医師の見解の違いよって診断の結果が異なった、という印象を受けます。

もし再検査で、生検あるいはMRIを受けていたらどうなっていたのか……。

小林麻央さん自身も9月4日付けのブログで、

『あのとき、
もうひとつ病院に行けばよかった
あのとき、
信じなければよかった』

と綴っています。
「あのとき」、というのは再検査で乳がんではないと診断されたときのことなのでしょう。

小林麻央さんは、「乳がんの可能性は五分五分」という人間ドック受診時の医師の言葉にひっかかるものを感じていたようです。しかし、それを打ち消す安心を与える言葉、しかも専門家による言葉によって、ひっかかるものへのこだわりは消え、それ以上の行動には至らなかったのでしょう。

実際、医師に心配ないといわれ、それでも別の病院でセカンドオピニオンを依頼するというのはなかなかできることではありません。小林麻央さんも例外ではなく、それが後悔につながっているのかも知れませんね。

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