高齢者の死因になる「誤嚥性肺炎」とは?

高齢になり、ベッドの上で生活する時間が増えると、足腰が弱くなって寝たきりになってしまうことがあります。また、食べ物を飲み込む能力を落ちてきて、「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」という怖い病気にかかってしまうこともあります。

誤嚥性肺炎とは?

「嚥下(えんげ)」とは食べ物を飲み込むことをいいます。この能力が低下すると、胃に入るべき食べ物が誤って気管を通じて肺に入ってしまうことがあります。そうなると、食べ物や唾液に含まれる細菌によって肺炎が引き起こされます。これが「誤嚥性肺炎」です。

舌のリハビリを行う

加齢による嚥下機能の低下の他にも、脳卒中の後遺症や認知症などによる脳機能障害でも誤嚥性肺炎は生じやすくなります。誤嚥を防ぐには気管の開閉が適切に行われなければなりません。そして、気管の開閉には舌の動きが密接に関係しています。言語聴覚士や、介護の専門家の指導のもとで舌の動きのリハビリを行うことで誤嚥性肺炎のリスクを抑えることができます。

お口の中を清潔にする

お口の中がよごれていると細菌が増え、誤嚥性肺炎のリスクが高くなってしまいます。介護現場で問題のなっているのがインプラントです。インプラントは、歯ぐきの中の骨に人工歯根を埋め込み、天然の歯のように噛むことができます。しかし、インプラントは適切なメンテナンスを怠ると、歯周病菌によって、「インプラント周囲炎」という感染症を引き起こし、悪化するとインプラントを抜かなくてはならない事態になります。そのため、介護が必要になったのをきっかけに、インプラントを入れ歯にかえる人もいるそうです。

入れ歯は取り外すして清掃することができます。また、外した後はお口の中に細菌の居場所はなくなります。入れ歯には、自立した生活が困難な人でも比較的お口の中を清潔に保ちやすいという利点があります。家族に介護を必要とする人がいる場合は、後々の口腔ケアについても検討しておくとよいでしょう。

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