新田恵利「脳動脈瘤」 3日後退院が可能なのは血管内治療だから

元おニャン子クラブの新田恵利さんが自身のブログで「脳動脈瘤」の手術を行ったことを明かしました。新田さんは2013年に番組出演を通じて脳動脈瘤が見つかり、それ以降、経過観察を続けていました。脳動脈瘤が大きくなったことから今回の手術に至ったわけですが、少し驚いたのは、15日(水)に手術を行い、18日(土)には退院し、19日(日)には仕事をしたというスピード感です。脳の手術はこんなに早いものなのでしょうか。

開頭手術と血管内治療の2つの選択肢

脳動脈瘤は、脳の中の血管に瘤状の血の塊ができるものです。それ自体に症状が出ることは稀ですが、瘤状に膨らんだ血管は、ちょうど膨らみ切った風船のように表面が薄くなっており破裂の危険があります。破裂すると致死率の非常に高いくも膜下出血を引き起こします。

これを防ぐために、脳にできた瘤が破裂しないように手術をします。手術の方法には次の2つがあります。

<開頭手術(脳動脈瘤クリッピング術)>
外科手術によって頭蓋骨を開き、問題のある脳血管に顕微鏡で確認しながらアプローチします。そして、膨らんでいる瘤の根本にクリップをかけて、瘤の中への血流を遮断します。クリップの位置や形状を目で確認しながら行うので血流を確実に遮断できると考えられます。問題点は頭蓋骨を開くような大手術になること、また、確率的には高くはありませんが、手術それ自体に伴う合併症や後遺症のリスクが伴うことです。

<血管内治療(脳動脈瘤コイル塞栓術)>
血管の中に医療用の管(カテーテル)を通して、問題の脳血管にまで侵入する方法が血管内治療です。狭心症や心筋梗塞などの心臓の病気にも同種の技術は使われています。脳動脈瘤に対しては、レントゲンで位置を確認しながらカテーテルを送り込み、瘤の中にプラチナ製のコイルを送り込みます。開頭しなくても済むというのが最も大きな利点です。血流遮断の精度については開頭手術よりも劣ると考えられています。

予防的手術には血管内治療を希望する人が多い

重要なのは、「開頭手術は危険で、血管内治療は安全」というわけではない点です。開頭手術にも血管内治療にもリスクは伴います。また、手術中の出血などの緊急時には開頭手術の方が迅速に対応できるといわれています。

実際に脳動脈瘤の治療を受ける人の多くは血管内治療を希望するそうです。仮にリスクが同程度だったとしても、頭蓋骨を開くような手術には抵抗があるのは当然ですよね。しかも、脳動脈瘤は「破裂の危険がある」のであって、必ず破裂するわけではありません。割合でいえば、破裂しないことの方が多いのです。脳動脈瘤の手術は予防手術と呼ばれています。予防のために、できるだけ怖い思いはしたくないでしょう。

入院期間の短さから判断して、新田さんの場合も血管内治療を行ったものとみられます。

6月20日の自身のブログには次のように記されています。

「100%安全な手術などありません。
なので、やはり「もしも…」を考えて
皆さんにお伝えするのは、退院してからと決めてました。」

脳動脈瘤が見つかり、それが大きくなったことで感じた死の不安。そして、手術を決心してからの無事成功するかどうかの不安……。それらを抱え、結果が出てからあっさりと報告。なかなかできないことだと思いました。血管内治療は開頭手術に比べて体への負担が軽く、入院期間も短い。しかし、より安全というわけではなく、開頭手術と同じようにリスクを伴います。それを知っているからこそのファンへの配慮だったのでしょう。

元グラドル・川村ひかるさん「脳動脈瘤」の手術せず、破裂の確率はどれくらい?

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