小林麻央は心屋仁之助に心酔しているか?
心屋仁之助氏という人物をご存知だろうか。「解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ系)で芸能人の悩みに答えて人気を博した、「性格改善」という手法を用いる心理カウンセラーとのこと。なぜこの方が話題になるかというと、ひとつは、小林麻耶さんが10月9日付けのブログで心屋仁之助氏の最新作『ネコになってしまえばいい』を紹介していたこと。そしてもうひとつは、小林麻耶さんだけでなく、妹の小林麻央さんも心屋仁之助氏に心酔しているのではないかと噂されていることです。
その可能性はあるだろうな、と思いました。ここでその理由を述べたいと思います。
心屋仁之助の重要なテーマ「許す」について
当ブログは以前に、小林麻央さんのブログに頻出する特異なテーマに気がつきました。それは、自分を許すとか、許さないとかいうテーマです(具体例は後ほど引用します)。心屋仁之助氏の存在を知らなかったので、許す許さない問題は小林麻央さんの思考の癖あるいは性格に起因するものととらえました。
しかし、心屋仁之助氏の存在を知り、考えを改めました。許す許さない問題は小林麻央さんがもともと持っている内面の問題というよりも、どこかのタイミングで仕入れたスピリチュアルな思想傾向だったのではないでしょうか。
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心屋塾BeトレDVD vol.22 「許す2」
「心が楽になる」「問題が消えてなくなった!」と予約が取れないほど評判の『心理カウンセラー心屋仁之助』が毎月行う「Beトレ」(自分を変えるための心のトレーニングセミナー)の第22回「許す2」を収録したDVDです。
この映像作品を見てはいませんが、自分を変えたいと願う参加者に対して心屋仁之助氏が毎月行う「Beトレ」なるトレーニングセミナーを収録したもののようです。「許す2」とあるからには、「許す1」もあるのでしょう。何度も取り上げるということは、それだけ大事なテーマだということが分かりますね。
ここでは思想内容に踏み込むことはしませんが、心屋仁之助氏にとって「許す」というテーマがとても大事なものだということを頭に入れ、次に小林麻央さんのいくつかの投稿に目を向けてみましょう。
小林麻央ブログに見る「許す」の特殊な用法
それまで痛み止めを使うのを拒んでいた小林麻央さんは、あるとき限界がきて痛み止めを使用しました。そのときの回想がこれです。
癌の痛みで
限界を感じて、ようやくようやく
薬を飲んだとき、身体の痛みが和らいで、
なんだかわからないけれど、
「許されていく 」感覚がしたのです。(9月4日「解放」より)
次は、朝食にフレンチトーストが出たとき、食事療法のことは気にせずに楽しんだというエピソード。
甘ちゃん、最高!!
わたし、今日は最高!!
って、自分を大いに許して言います。(9月22日「喜び」より)
続いて、癌告知の際、なぜか「ほっとした」という話。
「癌になるくらいの身体だったんだ」と
思ったとき、
その間の自分を初めて分かってあげられて、受け入れられて、
どこか、ほっとしたのだった。(9月22日「17 たられば は無し」より)
「許す」という言葉こそ出てきていませんが、分かってあげる、受け入れる、は意味としては許すに似ています。
もちろん「許す」という言葉は一般的なものですから、誰のブログでも探せば大抵使われているでしょう。ただ、麻央さんの場合、「普通はここで、許す許さないの問題にはしないよな」というところで「許す」が出てくる気がします。これは前から気になっていたことです。もし、自然な感情というよりも、何かの思想の影響でそうなっているのなら、「許す」の用法のある種の不自然さにも説明がつくように思うのですが……。