お通じが悪いときは、とかく出す方に一生懸命になりがちですが、実は、入れる方に気を配るとあっさり改善することもあります。
便通とファスティングの関係
便はやがて輩出されますが、どれくらいの時間がかかるかは食べた物の量に左右されます。たくさん食べると、食べ物の残骸が常に腸の中に残っていて、新たな残骸と混じり合い、なかなか排出されません。
食べ物の残骸が新たに追加されなければ、古い残骸は新しい残骸と混じり合うこともなく、順に輩出されていくでしょう。これが、ファスティングの効果です。新たな食べ物を消化するのをいったんやめ、今ある食べ物の残骸が輩出されるのを待つのです。
水は多めに飲みましょう
無理のないファスティングを行うには、夕食後から次の日の昼食前までに時間を限定する方法がお勧めです。夕食を夕方5~6時頃に早めにとって、次の日の昼食を午後1~2時の遅めの時間にとれば20時間近く断食できます。実質的には朝食を1回抜くだけなので、体にも負担がかかりません。
その間、水分は1~2リットルを目安に少し多めにとるようにしましょう。ビタミンCやビタミンB群、葉酸、ナイアシンといった水溶性ビタミンをサプリメントなどで補えば栄養不足による体力低下を防ぐことができます。食事の量が減る、それに合わせて塩分の摂取量も減ります。汗をたくさんかくようなら、ビタミンCやクエン酸を含む梅干しなどで塩分を意識的に補うといいでしょう。
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