ふと、海老蔵は意外に元気だなと思った
小林麻央さんがブログをはじめました。そして、海老蔵さんも以前からブログをしていました。
2人のブログはときどき互いに影響し合うことがあるようで、しばしばブログを介した夫婦の会話も……。
しかし、そんなことはごく稀で、特に海老蔵さんのブログは驚くほど普段通り。歌舞伎の公演、プール、筋トレなど、充実した日々を送っています。ブログの話題全体に占める割合としては、小林麻央さんの話題は驚くほど少ないのです。
これを見て、
「麻央ちゃんがあんなに大変なのに、何してるのこの男は!!!」と感じる人もいるかもしれませんが、こうした適度な距離感が闘病中の小林麻央さんにとっても救いとなっている可能性が高そうです。
当然だけど末期がんでも楽しい時間は沢山ある
海老蔵さんは9月27日、自ら主演する時代劇「石川五右衛門」(テレビ東京系)の取材会に出席。
作品の面白い出来栄えに自信をのぞかせ、こうコメントしています。
「こんなにばかばかしい時代劇はないなということで。1話で2時間ぐらいあるんですよね。妻の麻央もずっとそれを見てゲラゲラ笑っておりました」
小林麻央さんは少なくとも2時間の間、すごく楽しい時間を過ごされたわけですね。
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確かに末期がんなのですから事態は深刻です。しかし、当然のことながら患者本人にもその家族にも、日常の中で楽しい時間は必ずあります。第三者が想像するほどには、末期がん患者だから常にシリアスモードというわけではありません。小林麻央さんと海老蔵さんには、共に笑い合う時間があるのです。しかし、最初からこうはいかなかったのではないでしょうか。
海老蔵は「受け入れ期」に入っている
がん患者の家族は次のような3段階を経て変化するといわれています。
<不安期>
患者ががんの告知を受けたとき、家族は不安になりストレスもピークに。患者は落ち込んでいるし、夫婦なら互いに動揺して喧嘩になることも。
<重圧期>
実際にがんの治療がはじまると、不安期ほどの動揺はなくなりますが、この先どうなるのかと先の見えない状況の中で、気がつけばがんのことばかりを考えてしまいます。
<受け入れ期>
患者自身も自分の病気を受け入れており、末期がんの場合、家族は患者の死の可能性も含めある程度受け入れて落ち着いている。患者と家族の意思疎通も良好で、不安期・重圧期に比べストレスは軽減している。
おそらく海老蔵さんも不安期、重圧期を経て、受け入れ期に入っているのではないでしょうか。麻央さんとも分かり合っており、がんのことがあったとしても、夫婦の自然か関係が築かれている。海老蔵さんも良い意味でハードスケジュールに追われ、がんのことだけ、妻のことだけ、となっていない。だからテレビを見てゲラゲラ笑い合える時間も生まれるのでしょう。つくづく素敵な夫婦、そして強い夫婦だなと思いました。