子宮破裂のリスクがある「ブイバック」で出産した木下優樹菜さん、子育ては「自分がいいと思ったやり方で」

第2子を出産して間もないタレントの木下優樹菜さんは度々インスタグラムで子育ての様子を公開しています。ところが、コメント欄には「日光浴はまだ早い」「紫外線をカットして!」といったアドバイスがあまりにも多く寄せられるので辟易しているようです。

木下さんは、
「いろいろな考えがあると思うので、自分がいいと思ったやり方で、やってるのが優樹菜育児でーす!」とコメントを返しています。

木下さんは出産方法の選択においても、自分がいいと思ったやり方を選択されていましたね。それは、母子に一定のリスクが伴う「ブイバック」(VBAC:Vaginal Birth After Cesarean)というものでした。

1人目が帝王切開だと2人目も帝王切開に

出産を経験された方はよくご存知かと思いますが、1人目を帝王切開で出産した人は、2人目も帝王切開で出産することを勧められる傾向にあります。

理由は、「子宮破裂」という事態を回避するためです。というのも、帝王切開で子宮を切るとその影響がしばらく残るからです。傷がふさがった後も子宮の壁が薄くなっており、傷口が開きやすい状態になります。そのような状態のまま出産すると子宮破裂を起こす危険があります。

1人目を帝王切開で出産した後は、2人目の妊娠までに2年程度期間を空けるように勧められるのは子宮破裂のリスクを軽減するためです。期間を空けた後であっても自然分娩は出産時の子宮破裂のリスクが高くなるので、一般的には2人目も帝王切開を選択することが多いのです。

ブイバックとは?

一方、少数派ではありますが、「1人目は帝王切開、2人目は自然分娩」というケースもあります。2人目を自然分娩で出産することを「ブイバック」(VBAC:Vaginal Birth After Cesarean)といいます。ブイバックでは、子宮破裂など、考えられるリスクを予め想定し、万が一のときは開腹手術に切り替える準備をして自然分娩を行います。ブイバックを選択するには次のような条件を満たす必要があります。

・前回の帝王切開後の経過が順調である
・前回の出産から1年半以上経っている
・逆子、多胎、児頭骨盤不均衡ではない
・子宮壁の回復や厚さに問題がない

ブイバックでは無痛分娩を選択できません。痛みには子宮の異常を伝える重要な役割があり、痛みを感じないと子宮破裂の危険に気づきにくくなるからです。

(株)エムティーアイが『ルナルナ ファミリー』サイト内で913名を対象に行った調査(2015年3月18日~24日)によれば、1人目と2人目で同じ出産スタイルを選択する人が多いそうです。

・1人目、2人目ともに自然分娩…92.2%
・1人目、2人目ともに予定帝王切開…88.9%

このように1人目が帝王切開の人の9割近くが2人目でも帝王切開を選択しています。木下さんは、2人目から自然分娩(ブイバック)を選択した残りの1割に属しています。自分が良いと思ったら、リスクや痛みがあっても実行する信念をお持ちなのでしょう。細かすぎるアドバイスに、「コメントしつこい」と返信できる木下さん。他人の意見にオロオロしてしまうお母さんよりも頼もしく、子供をしっかり育てそうだと感じるのは私だけでしょうか。

希望の赤ちゃんは男の子? それとも女の子? 「産み分け」の常識とは?

妊婦さんのハーブ使用には流産の危険があるって本当?

妊婦さんの飲酒、米で全面禁止の動き…「胎児性アルコール症候群」とは?


にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です