フリーアナウンサーの小林麻耶さんが19日の「バイキング」(フジテレビ系)生放送中に救急搬送され入院しました。ぶりっこキャラで知られた小林さんですが、年齢は36歳。一般的なぶりっこの限界年齢を超えています。
周囲のぶりっこに対する寛容な態度もそういつまでも期待できません。心無い言葉をかけられる機会も年齢を重ねるごとに増えていったことでしょう。その上、36歳といえばそろそろ更年期障害が現れてもおかしくはない年齢。若年性更年期障害というものもあります。心労と体調変化のダブルパンチで心身に大きなダメージが蓄積していたとは考えられないでしょうか。
「ぶりっこ」は何歳まで許されるのか
まず、小林さんがどれほど体に鞭打ってぶりっこをがんばっていたのかを確認しておきましょう。マイナビウーマンが男性に「ぶりっこは何歳まで許されるか」を調査したアンケートがあります。その結果は次の通り。
1位「25歳」 21.6%
2位「20歳」 17.1%
3位「何歳でもOK」 12.6%
4位「30歳」 8.1%
5位「18歳」 5.4%
5位「23歳」 5.4%
1位は「25歳」。四年生大学を卒業してから数年くらいなら「ぶりっこ」もセーフということでしょう。小林さんの場合もアナウンサーになりたての頃なら世間の価値観に反していなかったことが分かります。
次に、許せる範囲で最も高い年齢を見てみると、4位の「30歳」となっています。「さすがに30過ぎてぶりっこはないだろう……」ということなのでしょう。逆に言えば、30歳までならセーフなのですからかなり寛容な意見ともいえます。
注目すべきは、3位の「何歳でもOK」という意見。この12.6%の人たちは、何歳になってもぶりっこを許してくれます。小林さんの味方ですね。ただ、この12.6%の人たちを除く8割以上の人たちにとって、36歳になる小林さんのぶりっこは許容範囲を超えています。「イライラする」とか「痛い…」とか思う人もいるでしょう。大多数の人にこんなふうに思われたら大きなストレスになって当然ですよね。
若年性更年期障害とは
更年期障害は閉経前に生じます。36歳では少し早すぎますが、中にはこの年齢で更年期障害になる人もいます。もうひとつ、閉経前の更年期障害とは異なるものの、それとよく似た症状が現れる若年性更年期障害というものがあります。無理なダイエットや食生活の乱れ、不規則な生活習慣やストレスで発生すると考えられています。
主な症状は自律神経失調症と月経前症候群(PMS)です。いずれも、集中力がなくなり、イライラしたり急に落ち込んだりと不安定な状態になります。さらに、頭痛や胃痛、のぼせや目まい、耳鳴りが生じることもあり、こうなると立っていられなくなっても不思議はありません。
いくつになっても「ぶりっこ」を貫く小林さんの雄姿を見ていたい気もしますが、それがもし本人に大きなストレスをもたらすものだとしたら健康のためにも控えた方が良さそうです。もちろん本当に心配なのは他に重大な疾患が見つかるケース。そうではなく、ストレスや疲労による一時的な体調不良であることを願いたいですね。ぶりっこキャラであってもなくても、元気な姿を見せてくれるのを待ちましょう。
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